快眠:心地良い眠りのために

私達は、毎日、眠りにつき、眠りにつくことで休息をとっています。

美容のためにも健康のためにも質の良い睡眠が重要であることを知っています。

睡眠とは?

約46億年前に太陽系が誕生し、その6~8億年後に生命が誕生したと言われていますが、睡眠は、生命誕生の起源からずっと行われてきました。

地球の自転は、1回転が一日、一日の時間は年代によって異なり、

9億年前は18時間、4億年前は21時間。

一日が24時間になったのは、1億年前のことなのだそうです。

睡眠をとらないと心理的に異常をきたし、免疫系が破綻し死に至ります。

睡眠とは、

地球の自転の作り出す昼夜のサイクルにうまく同調しながら

脳を司令塔として、心と身体の恒常性(ホメオシタシス)を維持する巧妙なシステムなのです。

恒常性、ホメオシタシスとは、生命活動を一定に保つリズムのことです。

たとえば、どんなに暑くても寒くても体温はほぼ一定です。

転んで擦りむいたり、どこかにぶつけたりしても白血球や血小板などが働いて気が付いたら治っているという経験は誰にもあることと思います。

日常の生活の中で意識しなくとも私たちの体は、健康を保つように働いているのです。

これは、免疫系・自然治癒力・ホメオシターシス(恒常性維持機構)などと呼ばれている力です。

自然治癒力とは?

自然治癒力には、

  • 自己再生機能=傷を負って細胞が壊れても元に戻ろうとする力
  • 自己防御機能=外敵と戦う力

この二つがありますが、自己防御機能が落ちれば、自己再生機能が落ち、自然治癒力も落ちる事になります。

●自己再生機能

自己再生機能は、人間が生まれた時にすでに遺伝子によって受け継がれており細胞に記憶されているものです。その遺伝子の記憶に従って、細胞が壊れても再生するのです。

●自己防御機能

体内に入ってきた異物に対して防衛的な反応を起すものには、炎症と免疫反応が、あります。

炎症反応には、いろいろな種類の白血球、肥満細胞、マクロファージが、重要な役割を果たし、傷口から侵入してきた細菌や食中毒を起すような菌と戦ってくれます。

免疫反応を起す細胞は、リンパ球の働きによって行われます。

B細胞、T細胞、NK細胞がウイルスに対して戦ってくれます。

その他、活性酸素を取り除き細胞を守ってくれる酵素SODなどがあります。

●自己防御機能低下の原因

・無理なダイエット、偏った食生活・・・免疫細胞に必要な栄養素が不足してしまいます。

・環境汚染・・・従来の自己防御力では、追いつかない状態を作り出してしまいます。

・サーカディアンリズム(日内リズム)

  人間の体内には、生理機能のリズムを作る時計のようなもの体内時計があると考えられています。

数十億年もの間、太陽と共に生活をしてきた人類は、陽が昇ると起きて活動し、

陽が沈むと寝るという生活をしてきたのですが、

社会的要因などによってサーカディアンリズムが崩れてしまう場合もあり、

生活に変調をきたすこともあります。

マクロファージなどは、昼間の活動時に、

リンパ球は夜の休息時に、生成率が、高いのだそうです。

つまりサーカディアンリズムが崩れると

炎症反応の細胞と免疫反応の細胞のバランスが崩れ、

ケガをしても治りにくく、風邪をひいても治りにくい状態になり、

あらゆる病気やケガに対して対抗できない体になってしまうのです。

睡眠周期

 レム睡眠:睡眠中、閉じたまぶたの上から眼球運動が認められる・浅い睡眠

      夢を見ていることの多い眠り

 ノンレム睡眠:睡眠中、眼球運動なし・深い眠り

      呼吸も脈もゆったりしていて、揺り動かしても容易には起きない

      身体のメンテナンスが行われている

 だいたい90分くらいの周期で交互に繰り返されている

 睡眠時間が8時間だとすると一晩でだいたい5回くらいの周期

 睡眠のはじめほど深く、朝が近づくにつれて浅くなる

 眠りに入るとまずノンレム睡眠が始まり、徐々に熟睡状態へと深まる、と同時に交感神経の機能が弱まり、副交感神経の機能が優位になる

睡眠リズムが崩れる大きな原因

精神的なストレスがあるとレム睡眠が増え、ノンレム睡眠が減り寝つきが悪く熟睡できない・嫌な現実的な夢が増える・寝苦しく浅い眠りになる

身体のストレスがたまると筋肉の緊張がとれないまま眠っているのでリラックス出来なず、疲れが取れない日々が続くことになります。

筋肉の緊張は交感神経の興奮性を高め興奮性の高まった交感神経はさらに筋肉を緊張させることになるので不眠、頭痛、肩こり、顎関節症などさまざまな不調の原因となります。

快眠のもたらす利点

  • 脳を休める
  • 穏やかで聡明な心
  • 精神的バランス
  • 強いエネルギー
  • 健康な身体、身体のバランス
  • 身体の適合性
  • 良好な免疫機能
  • 臓器の強壮

睡眠チェック

睡眠環境チェック

  • 寝る前に読書をする
  • 音楽を聴きながら寝る
  • 明かりをつけっぱなしで寝る(豆球は、可)
  • 家の外の騒音に悩まされている
  • 一緒に寝ている人のいびきや体動に悩まされている
  • 寝る前に飲酒する
  • 寝る前の1時間以内に入浴する
  • 寝る前の2時間以内に運動をしている
  • 寝る前の3時間以内に食事や間食をする
  • 帰宅して寝るまでが2時間以内
  • 寝具が固すぎたり柔らかすぎたりして、一定の姿勢を続けていると身体が痛くなる
  • 部屋が暑すぎたり、冷えすぎたりしていると感じる

*一つでもチェックのある人は、その項目を改善して、理想的な睡眠環境に近づけるようにしましょう

睡眠パターン

  • なかなか寝付くことが出来ない
  • 途中で目が覚めるが、すぐに眠ることができる
  • 途中で目が覚め、その後も眠れない
  • 眠りが浅い
  • 現実感のある嫌な夢をよく見る
  • 追いかけられている嫌な夢をよく見る
  • 朝早く目が覚めてしまう
  • 朝、すっきり起きることが出来ない

*3つ以上ある人は、チベット体操・瞑想で改善

快眠方法

心身ともに深くリラックスするというのは、忙しい現代人にとっては、難しいことのようです。

心に何らかの緊張があると身体にも緊張が出ます。

日頃から心身共に深くリラックス出来る方法を身につけておくことが重要です。

  • 深くリラックスするための呼吸法・瞑想
  • カモミールティー・フェンネルティーを飲む
  • 温かいオイルで耳をマッサージする
  • 百会にオイルをつけてマッサージする

その他快眠レシピは↓

薬膳茶

薬膳レシピ

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