
内観の効果とやり方についてです。
内観ってどんなものなのでしょうか?
簡単に取り入れる事が出来るのでしょうか?
どんな効果があるのでしょうか?
詳しく見ていきたいと思います。
内観とは?
内観についてです。
内観には、大きく分けて2つの分野があります。
- 心理療法
- 自己研鑽
詳しく見ていきましょう。
1.心理療法
自分の内側を観察するという心理療法の一つです。
浄土真宗の断眠・断食・断水の修養法身調べを
一般の人々が取り入れやすいようにと吉本伊信によって考案されました。
過去の自分の言動を関わってきた人々を通して振り返り
内省や自己発見することでさまざまな気づきが
得られるというものです。
心身症などの精神的な病や依存症、不登校やアダルト・チルドレンなどの
回復にも有効性が認められるようになってきました。
2.自己研鑽
マインドフルネスや瞑想で行う自分自身を観察する内観です。
マインドフルネスや瞑想で行う内観では、過去の出来事を細かく思い出していく
ということは行わずリラクゼーションの要素が強くなります。
内観の効果
内観の効果についてです。
心理療法としての内観法の効果は、
- 罪悪感の活用
- 他者への感謝
主に二つを上げること出来ます。
詳しく見ていきます。
1.罪悪感の活用
過去の出来事を思い出した時に迷惑をかけたことなどを
思い出します。
その時に抱く罪悪感には2種類あるとされています。
悪い罪悪感は、本来持たなくても良いことに対しての罪悪感、もしくは
必要以上に罪の意識を感じてしまう場合です。
良い罪悪感は、自分がしてもらうばかりで何もお返しが出来ていない
と感じてしまうことです。
良い罪悪感は、感謝の気持ちや信頼関係が深まるので
内観法の効果があったと言えます。
悪い罪悪感を持ちすぎてしまう傾向にある人は、
内観法は向かないかもしれません。
2.他者への感謝
自分がしてもらったことへの感謝の気持ちが深まると
他者への共感が深まり優しい思いやりのある言動を取れるようになります。
自己研鑽の内観の効果は
- リラックス
- 不安などの症状が軽減される
- ストレスが低減する
- 集中力が高まる
- 生産性の向上
- 不眠・睡眠の質の向上
- 幸福感が高まる
などを上げることが出来ます。
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内観のやり方
内観のやり方についてです。
心理療法の内観のやり方については、
専門家の指導の元行うことが望ましいと思いますので、
ここでは、自己研鑽のための内観のやり方をご紹介します。
歩行瞑想
歩くという行為に対して注意を向けます。
足の感覚や手の動き一つ一つに注意を向けます。
散歩しながらでも通勤や通学で駅まで歩くなど
日常生活の中で行えるのが利点です。
同様に歯を磨く時、食べている時などでも行うことが出来ます。
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内観のポイント
内側をそのままに感じると言っても、初めての人にとっては、
少し難しいと感じるかもしれません。
まずは、どのような捉え方、感じ方でも全てがOKということです。
そして、何度も何度も繰り返し行っていく中で、内側を感じる
という感覚も変化していきますので、楽しんでみてはいかがでしょうか。
内観の効果とやり方!まとめ
内観の効果とやり方!まとめです。
内観には二つの種類がありました。
自分自身を観察する内観は、すぐに出来ますので
試してみてはいかがでしょうか。
たくさんの効果はありますが、高めることで、
更に多くの気づきが得られます。
マインドフルネスや瞑想について深く学びたい方には
瞑想インストラクター養成講座がおすすめです。
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