
毎日うだるような暑さが続いていますが、体調はいかがでしょうか?
「すでに夏バテ気味かも…」
そんな風に感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。
目次
夏バテとは?
「夏バテ」とは、暑さによって体がだるくなったり、やる気が出なかったり、
食欲がなくなったりする状態を指します。
原因の一つに、冷たい飲み物やアイスクリームの摂りすぎで胃腸が冷え、
機能が低下してしまうことがあります。
その結果、夏の終わりに疲れがどっと出てしまうというわけですね。
冷たいものの摂りすぎに注意!
暑い日のかき氷や冷えたビールは格別ですが、胃腸にとっては大きな負担に
なることも。
そんなときは、「胃腸を休ませる時間」を意識することがとても大切。
冷たいものはほどほどにし、体を内側から整える食事を心がけましょう。
夏バテ予防におすすめの食材
ここでは、夏に積極的に摂りたい食材をご紹介します。
どれもスーパーで手軽に手に入り、毎日の食事に取り入れやすいものばかり
です。
1. みょうが
血行を良くし、ホルモンバランスを整える働きがあります。香りで食欲もアップ!
2. なす
体の熱を冷ます作用があり、夏の火照った身体をクールダウンしてくれます。
3. 豚肉
ビタミンB1が豊富で、疲労回復にぴったり。夏のスタミナ源として活躍!
4. 長芋
滋養強壮に優れ、消化機能もアップ。胃腸の疲れが気になるときに。
5. とうもろこし
ビタミンやカリウム、マグネシウムなどミネラルが豊富で、夏の栄養補給に
最適です。
胃腸と心の深い関係とは?
実は、「胃腸」と「心」には密接な関係があることをご存じでしょうか?
中医学では「脾は思を主る」
東洋医学では、「胃」と「脾(ひ)」は食べ物から気や血を生み出す中心的な
臓器です。
そして脾は「思(し)=思考・心配・悩み」を司るとされ、脾(=胃腸)が
弱ると、気持ちも不安定になると考えられています。
つまり、夏バテで胃腸が弱ると、
- モヤモヤする
- やる気が出ない
- ネガティブ思考になる
などの心の不調も同時に現れやすいのです。
心が疲れると胃腸も疲れる
逆に、悩みすぎ・考えすぎなど「心の疲れ」がたまると、胃がキリキリしたり、
食欲が落ちたりすることも。
私たちの体と心は切り離せない存在。
だからこそ、胃腸をいたわることが、心の安定にもつながるのです。
食事で夏バテを防ぐ4つのコツ
- 冷たいものはほどほどに
- 温かいスープやお粥などで胃腸を労る
- 栄養バランスの良い食事を心がける
- よく噛んで食べる(消化を助け、心も落ち着きます)
夏バテ対策に効く食材とは?毎日を元気に乗り切る夏の食事術で心も整う!まとめ
夏バテ対策に効く食材とは?毎日を元気に乗り切る夏の食事術で心も整う!
まとめです。
夏バテを防ぐには、「食べること」そのものを大切にすることが何よりの近道
です。
そして、胃腸の状態は心とも深くつながっています。
食べ物で体を整え、心も整えていきましょう。
バランスの取れた食事で、今年の夏も元気に、軽やかに過ごしてくださいね。
◆チベット体操や瞑想・薬膳のメルマガも無料なので読んでみて下さいね↓