
薬膳と聞くと、「特別な薬草を使った難しい料理」と思う方も多いかもしれません。
しかし薬膳は、身近な食材を使い、体質や季節に合わせて食べることで心と体を整える食事法です。
この記事では、薬膳の基本的な考え方と取り入れ方、さらに人気食材の効能と簡単レシピを紹介します。
初めての方でも今日から薬膳を生活に取り入れられるようになります。
目次
1. 薬膳とは?
薬膳は東洋医学の理論に基づき、体質や季節に合わせて食材を選び、組み合わせることで健康を保つ食事法です。
- 目的:未病(病気になる前の不調)を防ぎ、自然治癒力を高める
- 特徴:特別な薬草に限らず、スーパーで手に入る食材で作れる
- 基本原則:「薬食同源」=食べ物は毎日の薬
2. 薬膳を取り入れる3ステップ
- 自分の体質を知る
- 気虚(エネルギー不足):疲れやすい、風邪をひきやすい
- 血虚(血不足):貧血ぎみ、肌や髪がパサつく
- 陰虚(潤い不足):ほてり、のぼせ、乾燥
- 痰湿(代謝低下):むくみ、体が重い
- 季節の変化に合わせる
- 春:肝を整える(苦味・香りのある食材)
- 夏:気を補い体を潤す(甘味・酸味のある食材)
- 秋:肺を潤す(白色食材・潤い成分)
- 冬:腎を温める(黒色食材・温性食材)
- 身近な食材から始める
- 黒豆、クコの実、棗、はと麦、生姜などから始めると続けやすい
3. おすすめ薬膳食材と簡単レシピ
黒豆
- 効能:腎を補い、老化防止、血行促進、むくみ改善
- おすすめ体質:冷え・むくみ・老化予防
- レシピ例:黒豆茶(黒豆50gを炒って1Lの水で20分煮出す)
クコの実(ゴジベリー)
- 効能:肝腎を補い、目の疲れ・美肌・免疫力アップ
- おすすめ体質:眼精疲労、乾燥肌、疲れやすい人
- レシピ例:鶏手羽元6本、クコの実10g、生姜3枚、水800mlで40分煮込み、塩で味付け
棗(なつめ)
- 効能:血を補い、安眠、美肌、冷え改善
- おすすめ体質:貧血ぎみ、睡眠の質が低い、冷え性
- レシピ例:なつめ3粒と生姜スライス2枚をカップに入れ熱湯を注ぎ、5分蒸らす
はと麦
- 効能:利水作用でむくみ改善、美肌、イボ予防
- おすすめ体質:むくみ、肌荒れ、湿気に弱い人
- レシピ例:白米1合に対しはと麦大さじ2を加えて炊く
生姜
- 効能:体を温め、冷え改善、発汗作用で風邪予防
- おすすめ体質:冷え性、代謝が低い人
- レシピ例:すりおろし生姜を味噌汁や紅茶に加える
4. 続けやすい薬膳生活のコツ
- 1日1品だけ薬膳食材を加える
- 常備できる乾物やスパイスをストック
- 季節ごとに食材を入れ替える
- 無理せず「おいしく食べられる」形で続ける
まとめ
薬膳は、日常の食事を少し工夫するだけで始められる健康法です。
黒豆やクコの実、棗など、スーパーやネットで手に入る食材から気軽にスタートできます。
まずは1日1品、薬膳食材を取り入れて、体質や季節に合った食事で心と体を整えていきましょう。
美巡ライフでは、40代からの体と心を整える「セルフケア無料メール講座」を配信中!
LINEまたはメルマガに登録すると、
・音声瞑想・呼吸法
・チベット体操や呼吸法のコツ
・気の巡りを良くするレシピ などが届きます♪
💌 メルマガ登録はこちら
▶︎ [無料で登録するリンク]
💚 LINE登録はこちら(1:1質問OK!)

関連記事