
朝起きたときやスマホ・パソコン作業のあとに、
「首のあたりがカチコチで重たい…」
「頭までズーンと痛くなるような首こりがある…」
そんな経験はありませんか?
実はその不調、「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」という筋肉のこわばりが原因かもしれません。
この筋肉をほぐしてあげると、首こりの改善だけでなく、自律神経のバランスも整いやすくなるのです。
今回は、胸鎖乳突筋のストレッチとマッサージ、ツボ刺激を使った簡単セルフケアをやさしく解説します。
目次
1. 首こりの原因は“胸鎖乳突筋”のこわばりかも?
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)とは、首の横側にある太くてつまめる筋肉です。
鏡を見ながら顔を左右に向けると、耳の下から鎖骨にかけて筋が浮き出るのがわかります。
この筋肉は、次のような日常動作で凝りやすくなります。
- 長時間のスマホ・パソコン操作
- 無意識の食いしばり
- 前かがみ姿勢や猫背
- 緊張やストレスによる肩首のこわばり
胸鎖乳突筋が固まると、首こり・肩こり・頭痛・めまい・自律神経の乱れにつながることもあるため、こまめなセルフケアがとても大切です。

2. 胸鎖乳突筋ストレッチで自律神経が整う理由
胸鎖乳突筋は、実は自律神経と深く関わる部位でもあります。
この筋肉の奥には、**副交感神経の一種「迷走神経」**が通っており、
ストレッチやマッサージでこの筋肉がゆるむと、副交感神経が優位になり、心身がリラックスしやすくなるのです。
💡 実際の研究事例
首のスジ(胸鎖乳突筋)を軽く刺激した直後、
小腸や胃の動きが超音波検査で活発になったという報告があります。
→ 出典:日本大学駿河台病院消化器内科
ストレスがたまりやすい人は、胸鎖乳突筋がガチガチに緊張していることが多く、この部位をゆるめることは、自律神経を整える第一歩になるのです。
3. 胸鎖乳突筋のほぐし方|簡単マッサージとツボ刺激
🔹 マッサージ方法(力を入れすぎず優しく)
- 顔を少し横に向けると、胸鎖乳突筋が浮き出て触れやすくなります
- 親指と人差し指でそっとつまむようにやさしくマッサージ
- 痛気持ちいい程度で、片側30秒ほど
- 中指・薬指で筋肉の上を“なでるように”さするのも効果的
🔹 ツボ刺激:フトツ(太陽神経節に関連)
- フトツ(風池・天柱周辺):胸鎖乳突筋の内側にあるツボ
- 頭痛・肩こり・目の疲れにも効果があるとされます
- 強く押さず、「軽く触れる」「温める」くらいでOK

4. 首こりと自律神経を整えるセルフケアルーティン
毎日数分の習慣で、首と心のめぐりが整いやすくなります。
🔸 胸鎖乳突筋ストレッチのやり方
- 首を右に向ける
- そのまま首を後ろにゆっくり倒し、首の前〜横に伸びを感じる位置で20秒キープ
- 呼吸は止めず、ゆっくり鼻から吸って吐く
- 左側も同じように
🌿 ポイント:無理に引っ張らず、気持ちいい範囲で伸ばしましょう

5. まとめ|首をゆるめると、心もゆるむ
胸鎖乳突筋は、体と心の“緊張の受け皿”とも言える筋肉です。
この筋肉がゆるむことで、
- 首こりや肩こりが和らぐ
- 頭がすっきりする
- 呼吸が深くなる
- 自律神経のバランスが整いやすくなる
など、日常の不調が驚くほど軽くなっていきます。
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