
チベット体操を始めたばかりの方、あるいは久しぶりに再開した方の中には、「筋肉痛になった」「翌日すごく疲れた」「体がだるい」と感じた方もいるのではないでしょうか?
実は、それらの体調変化にはすべて原因があり、正しい対処法を知れば、より快適にチベット体操を続けることができます。
この記事では、
- チベット体操で筋肉痛になる理由
- 筋肉痛やだるさが出たときの対処法
- 続けていいの?休んだ方がいいの?
- 予防のポイントやおすすめ習慣
などを詳しくご紹介します。
目次
1. チベット体操で筋肉痛になる3つの理由
筋肉痛は、運動で傷ついた筋繊維が修復される際に起こる自然な反応です。
チベット体操は一見やさしい動きに見えても、意外と筋肉に負荷がかかっています。
主な原因はこちら:
- 普段使わない筋肉を使う
特に初心者や運動不足の方は、姿勢維持やバランスに必要な筋肉に負担がかかりやすいです。 - 無理にポーズを取って筋肉を伸ばしすぎた
柔軟性に自信がなくても、つい頑張ってしまいがち。伸ばしすぎはNGです。 - 反復回数が多すぎた・動きが雑になった
ポーズを「回数」だけこなそうとすると、正しいフォームが崩れ、筋肉を痛めやすくなります。
2. 筋肉痛があるとき、チベット体操は休む?続ける?
結論からいうと、痛みの程度に応じて調整するのがベストです。
- 痛みが強い場合(押すとズキズキする/動かすのがつらい) → 無理せず休みましょう
- 軽い筋肉痛(少し張っている/動かせるけど違和感がある) → 回数を減らしたり、ゆっくり行えばOK
\ポイント/
「痛みを我慢して続ける=効果がある」ではありません!
筋肉や関節を痛めてしまうと継続できなくなります。
3. チベット体操の後に“だるい”“疲れる”のはなぜ?
筋肉痛とは別に、チベット体操のあとに「全身がだるい」「眠くなる」「疲れがどっと出る」と感じる方も。
その原因には、以下のようなものがあります。
◆ 自律神経の一時的な調整反応
チベット体操は深い呼吸とともに行うことで、副交感神経が優位になります。
それにより、身体がリラックス状態に入り、一時的に眠気やだるさが出る場合があります。
◆ 冷え性・体温調節の不調
冷房の効いた部屋や、肌寒い環境で体操をすると、冷えによる倦怠感が出やすくなります。
◆ 睡眠不足や疲労の蓄積
体調がすぐれないときにチベット体操を行うと、「本来出ていた疲労」が表面化することもあります。
◆ 水分不足(軽い脱水)
呼吸とともに発汗していたり、暑い季節は水分が奪われがち。これが原因で頭痛や疲労感が出ることも。
4. 筋肉痛・だるさを防ぐためにできること
チベット体操を気持ちよく続けるために、以下のことを心がけてみてください。
- レッスン前の軽いストレッチ(首・肩・手首・足首などを回す)
- 筋肉修復に必要な栄養素をしっかり摂取(タンパク質・ビタミンB群・Cなど)
- レッスン後はお風呂にゆっくり浸かる/マッサージでケア
- 睡眠時間を確保して、疲労回復を促す
- 自分の体力・年齢に合った回数・強度で行う
5. まとめ|痛みやだるさは“体の声”!無理せず続けよう
チベット体操で筋肉痛やだるさを感じた時、それは体からのメッセージです。
無理に続けず、必要な時は休む。
軽い筋肉痛なら、回数を減らす・ストレッチを追加するなど工夫することで、継続は可能です。
一人で不安な方は、チベット体操インストラクターに正しいフォームをチェックしてもらうのもおすすめです。
正しく、安全に、楽しく。
チベット体操を続けて、心と体を整えていきましょう!
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