ヨガやチベット体操の教室で呼吸法を行う時に
止息が入っていることも多いのではないでしょうか。
息を止めるのは、何か効果があるのでしょうか?
詳しく見ていきたいと思います。
息を止めるとは?
息を止めることを止息と言います。
息を止めるという行為は、日常生活ではないので
息を止める効果について知りたいものですよね。
止息とは、ヨガの呼吸法の一つです。
ヨガでは、止息出来る時間が長いほど心のコントロールが
上手くなった成果の現れであると考えられています。
しかし医学的な観点からは、息を吸った状態で止めると
胸腔内の圧が上がり抹消から戻る静脈血が減少して
血液の流れが悪くなります。
限界まで我慢する止息は、行わない方がいいかなと思います。
息を止める効果
息を止める効果についてです。
止息は、単に息を長く止めているというものではなく
連続した呼吸法の中の一部として組み込まれることがほとんどです。
この息を止める効果は、
- 集中力を高める
- リラックス
- 自律神経のバランスを整える
などの効果があります。
詳しく見ていきます。
1.集中力を高める
止息が入った呼吸法では、集中力が高まります。
ヨガの呼吸法の目的は、心を自在にコントロールすることにあります。
例えば手に汗を握るような緊張する場面では
私達は、思わず呼吸が止まったり
逆に緊張している時に緊張を解そうと深呼吸したり
ということは、よくあることだと思います。
私達は、無意識に呼吸で心の状態をコントロールしようと行っています。
そのように心と呼吸には、深い関係があります。
2.リラックス
緊張から解放された時に、フーッと息を大きく吐く
ということは、良く行われているかと思いますが、
息を止めて息を吐くことには、リラックス効果があります。
呼吸法を繰り返し練習することでストレスフリーな生活を送ることが
出来るようになります。
3.自律神経のバランスを整える
呼吸は、唯一自分の意思で自律神経をコントロール出来る機能です。
息を止める呼吸法を行うことで自律神経のバランスが整います。
息を止める呼吸法で自律神経が整う
息を止める呼吸法で自律神経が整います。
自律神経は、交感神経と副交感神経という
逆の働きをする2つに分かれています。
交感神経は身体を活発に動かすときに働き、
副交感神経は身体を休めるときに働きます。
自律神経がお互いにバランスを取りながら
身体の状態を調節しています。
不規則な生活やストレスによって自律神経のバランスが乱れると
不眠、肩こり、冷え、便秘、更年期障害など
さまざまな不調に繋がります。
呼吸法は、副交感神経の働きを優位にし
自律神経のバランスが整う効果があります。
特に緊張と弛緩を交互に繰り返すことで
自律神経のバランスが整いやすいので
息を止める呼吸法は、自律神経のバランスを整えてくれる
働きが高いと言えます。
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息を止める呼吸法のやり方
息を止める呼吸法のやり方についてです。
止息が入った呼吸法は、たくさん存在します。
簡単なやり方をご紹介します。
- 4秒かけて両鼻でゆっくりと息を吸います。
- 4秒息を止めます。
- 4秒かけてゆっくりと息を吐きます。
*5分を目安に練習して見ましょう。
息を止める呼吸法!自律神経が整う驚きの効果とは?まとめ
息を止める呼吸法!自律神経が整う驚きの効果とは?まとめです。
息を止める呼吸法は、自律神経のバランスを整える
効果が高いと言えそうです。
息を止める呼吸法は簡単ですので試して見てくださいね。
呼吸法について詳しく学べる呼吸アドバイザー養成講座もオススメです。
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