【呼吸が浅い原因は胸郭にあり?】胸郭を広げて深い呼吸を取り戻すストレッチ法

呼吸が浅くて疲れやすい…
深呼吸がうまくできない…

その原因、「胸郭の動きの悪さ」かもしれません。

本記事では、胸郭の役割や呼吸との関係、そして胸郭を柔軟にして深い呼吸を取り戻すストレッチ方法まで、わかりやすく解説します。

1. 胸郭とは?呼吸との関係

胸郭とは、胸椎12個・肋骨12対・胸骨で構成される“かご”のような骨格です。肺や心臓などを保護しながら、呼吸を助ける役割も果たしています。

胸郭は一見すると硬そうに見えますが、実は、

  • 背中を丸める
  • 背中を反らす
  • 上体をねじる

といった動きが可能な可動性の高い構造です。

しかし加齢や姿勢不良によってこの動きが悪くなると、呼吸が浅くなったり、肩こり・腰痛の原因にもなります。


2. 胸郭が硬いと呼吸が浅くなる理由

呼吸は、肺が自ら動くのではなく、胸郭周りの呼吸筋の働きによって行われています

ところが胸郭が硬くなると、肋骨の動きが制限され、肺が十分に膨らまなくなります。

その結果…

  • 浅くて早い呼吸になりやすい
  • 自律神経のバランスが乱れやすくなる
  • 疲労感や不調が出やすくなる

という悪循環に陥ってしまいます。


3. 胸郭を広げる3つのポイント

胸郭の柔軟性を取り戻すには、次の3つのポイントを意識しましょう。

① 呼吸を意識する

深い呼吸そのものが胸郭を広げるトレーニングになります。特に腹式呼吸を意識しながらストレッチを行いましょう。

② 肩の動きを柔軟にする

胸郭には、肩や腕へと繋がる筋肉がたくさんあります。肩の動きがスムーズになることで、胸郭も連動して動きやすくなります。

③ 骨盤の歪みを整える

実は胸郭と骨盤は連動しています。猫背や反り腰といった骨盤の歪みを整えることも、胸郭の柔軟性向上に欠かせません。

4. 胸郭を柔らかくするストレッチ4選

では実際に、胸郭の動きをよくするストレッチをやってみましょう。

1.両足を持って胸を開くように行いましょう。

2.両足が難しい場合は、片足づつ行います。

ゆっくりとした呼吸と合わせて行いましょう。

3.胸を開くように後ろに反ります。

デスクワークの合間でも出来ます。

4.脇をしっかりと伸ばします。

胸郭の動きが悪いと呼吸が浅くなり、肩こりや疲れ、不調の原因になります。
まずは日常生活の中で、

  • 姿勢を整える
  • 深い呼吸を意識する
  • 胸郭ストレッチを取り入れる

といったシンプルな習慣から始めてみましょう。


▶ チベット体操もおすすめ!

胸郭の柔軟性アップや呼吸の改善には、チベット体操もおすすめです。特に「第3の儀式」や「第5の儀式」では、深い呼吸とともに全身を伸ばす動きがあり、胸郭まわりが気持ちよく開いていきます。

▶ チベット体操のやり方を詳しく見る


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