調身・調息・調心についてです。
調身・調息・調心は、姿勢・呼吸・整った心です。
ヨガや禅などでは、瞑想は、心身を整えてから入るというのが基本です。
詳しく見ていきましょう。
調身・調息・調心とは?
調身・調息・調心とは
ヨガや禅で言われる瞑想に入る重要な要素です。
調は、整えるという意味です。
詳しく見ていきましょう。
調身:身体を整えることが重要です。
そのためにヨガやチベット体操などがあります。
古来からの瞑想のやり方は、坐法を組むことですが、
長時間坐法を組んでいられる身体作りが重要だと考えられてきました。
また、坐法を組んだときに背骨を真っ直ぐに伸ばす姿勢が
瞑想ではとても重要です。
坐法を組んだときに背筋を真っ直ぐに伸ばすことが重要ですが
股関節が硬いと坐法を組むことが辛く、
また、長時間座っていることは難しいですね。
さらに背筋を伸ばすことが出来ない状態というのは、
背中の筋肉が硬くなり猫背・巻き肩の状態、
腹筋も弱いです。
そのため、ヨガやチベット体操を普段から行い坐法を組んで
長時間座っていられる身体づくりが必要となるのです。
しかし、加齢と共に、どうしても坐法を組むことが出来ない、
膝が痛いなど痛みがある場合は無理せず椅子に座って瞑想しましょう。
ただ、そのような状態であっても、また何歳からでも
身体を柔軟にし長時間座っていられる身体づくりというのは、出来ますので
少しづつ、身体作りをしていくことがオススメです。
長時間坐法を組めるような身体づくりは、
驚くほどの健康と若さも手に入れることが出来るようになります。
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調息:呼吸を整えることです。
身体を整えた後、深いリラックスとゆっくりとした呼吸が大切になります。
呼吸は、鼻で吸います。
吐く時は、鼻でも口でもどちらでも構いません。
呼吸のやり方に意識を向けるよりも瞑想に意識を向けます。
禅で言われる調息は、調身の後、静かに落ち着いた呼吸となります。
ヨガの呼吸法は、たくさんの種類があります。
激しい呼吸法などもありますが、瞑想に入るときには、
同様に静かな落ち着いた呼吸へと変化していきます。
呼吸法について詳しくは↓
調心:調身・調息が出来て心が調います。
身体と呼吸が整うことで心は、鎮まりますね。
調身・調息が出来ると自然と穏やかで静かな呼吸になり
心を鎮まります。
そのような状態で瞑想に入ることが理想です。
調身・調息・調心とは?まとめ
調身・調息・調心とは?まとめです。
正しい姿勢とゆっくりとした深い呼吸により心を鎮まり
瞑想に入る準備が出来ます。
是非、調身・調息・調心を心がけて瞑想をなさってみてくださいね。
瞑想は日々の生活や人生を豊かにしていくものです。
誰もが簡単にできる瞑想もたくさんありますので
是非、ライフスタイルの中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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