チベット体操を始めたばかりの方や、久しぶりに再開した方からよく聞くお悩みに、
- 「第1の儀式でめまいがする…」
- 「体操後に頭が痛くなる…」
といった症状があります。
中には「これは好転反応だから大丈夫」と言われることもありますが、実はそうとは限りません。
この記事では、鍼灸師として20年以上の指導実績をもつ岡本羽加が、チベット体操によって起こりうる「めまい」「頭痛」の原因と対処法をわかりやすく解説します。
目次
1. チベット体操で「めまい」が起きる主な理由
特に「第1の儀式（回転運動）」は、方向感覚を一時的に乱しやすく、以下のような理由で“ふらつき”が起こることがあります。
✅ 平衡感覚と視覚情報のズレ
回転することで三半規管と視覚情報にズレが生じ、一時的な方向感覚の混乱が起きます。
✅ 呼吸の浅さによる軽い酸欠
ポーズに意識が集中しすぎて呼吸が浅くなると、脳に十分な酸素が届かず、クラクラしたりふわっとした感覚に。
✅ 自律神経の乱れ
副交感神経が急激に優位になると、立ちくらみやフラつきが生じやすくなります。
2. チベット体操で「頭痛」が起こる3つの原因とは？
✅ 片頭痛（血流の急激な変化）
チベット体操で血流が良くなりすぎると、血管が拡張し、片頭痛を誘発することがあります。
✅ 冷えや室温
冷え性の方が寒い部屋で体操をすると、筋肉の緊張や血流不良が原因で頭痛につながることがあります。
✅ 呼吸の乱れ
呼吸を止めたり浅い呼吸のまま動作すると、酸素不足により頭痛を感じやすくなります。
3. めまいや頭痛を防ぐ3つのポイント
1. 回転数は「1〜3回」からスタート
慣れないうちは回転しすぎないようにし、回転前後で深呼吸を。
2. 水分をしっかり補給する
体操中・後は麦茶や白湯などでこまめに水分を摂りましょう。
3. カフェインで片頭痛対策を
レッスン後にコーヒーや緑茶を1杯飲むことで、血管の拡張を抑えられる場合もあります。
4. 危険な症状チェックリスト｜受診すべきサイン
以下に当てはまる場合は、体操を中止し医療機関に相談しましょう。
- 回転中でなく、終了後も長時間ふらつく
- 吐き気や耳鳴り、視界のぼやけがある
- 毎回めまいや頭痛が出て悪化している
- 手足のしびれや、目の焦点が合わない感覚がある
5. 実際に改善した体験談紹介
◆ めまいが改善した60代女性の体験
バスにも乗れなかったほどのめまいが、第1の儀式を続けた結果、コーヒーカップに孫と一緒に乗れるように！
◆ 歯の痛みが軽減した驚きの話
福島の歯科医院では、原因不明の歯痛を訴える患者にチベット体操第1の儀式を勧めたところ、不思議と改善が見られるとの報告も。
6. まとめ｜合わないサインを見逃さず、安全に続けよう
- めまいや頭痛は、**体からの「合っていないサイン」**である可能性があります。
- 無理に続けず、回数や動作の工夫をしながら調整していきましょう。
- **「続けること」より「安全に続けること」**を大切にしてください。
🌿【無料メルマガ】チベット体操を安全に深めるために
「チベット体操の不調が気になる」「正しいやり方を知りたい」
そんな方のために、無料メルマガでは…
- 体と心にやさしい実践法
- 呼吸・気・エネルギーの整え方
- 自律神経・女性ホルモンケアのセルフケア法
をプロの視点でお届けしています。
チベット体操第一の儀式↓
🌿【無料メルマガ】チベット体操を安全に深めるために
「めまいが怖いけど続けたい…」
そんな方のために、メルマガでは
- 体にやさしい体操の始め方
- 気・呼吸・内臓とのつながり
- 心と体を整える東洋的セルフケア
を丁寧にお届けしています。
👉こちらから無料登録して、今日から体と心の調和を始めましょう！