
「気の巡りを良くしたい」「エネルギーを高めて若返りたい」そんな方におすすめなのが、小周天呼吸法です。
東洋医学や気功の世界では、古来から伝わるこの呼吸法が、心身の健康やアンチエイジングに役立つとされています。
この記事では、小周天呼吸法の基本や効果、正しいやり方をわかりやすく解説します。
目次
小周天とは?
**小周天(しょうしゅうてん)**とは、東洋医学・気功の基本となる「気の巡り」を整える修練法のひとつです。
「気」は、体内を流れる生命エネルギーとされ、それを通す道筋が「経絡(けいらく)」です。
中でも小周天は、**任脈(にんみゃく)と督脈(とくみゃく)**という、身体の前後を通る経絡を気が巡るルート。
- 任脈:身体の正面、陰のエネルギー
- 督脈:背中側、陽のエネルギー
この2つの経絡を気がぐるりと巡ることで、内側からの調整力・治癒力・生命力が高まるといわれています。
小周天呼吸法のやり方
小周天呼吸法は、シンプルで誰にでもできる呼吸瞑想法です。
▶ステップ
- 背筋を伸ばして椅子または床に座る
- 静かな環境で、心を落ち着かせます。
- 丹田(たんでん)に意識を集中
- おへその下3〜5cmほどのところ。
- 気のボールをイメージで丹田に作る
- 手を当てるとイメージしやすくなります。
- 息を吐きながら気を会陰(えいん)へ下ろす
- 会陰は、肛門と性器の間のツボです。
- 息を吸いながら背中を気が上がり、頭頂を通って前面に降りる
- 気が体を一周するイメージを持ちましょう。
- 最後は丹田に気を納めて終了
- 「納気(のうき)」と呼ばれる工程です。
この一連の流れを3〜5分程度繰り返すことで、徐々に気の流れを感じられるようになります。
小周天呼吸法の効果とは?
1. 気の流れが整い「巡り」が良くなる
小周天呼吸法を行うことで、エネルギーの通り道(経絡)がスムーズになり、気が自然に体内を巡るようになります。
これにより以下のような効果が期待できます:
- 冷えの改善
- 気力・活力アップ
- 自律神経の安定
2. アンチエイジング・美容効果
気血の巡りが良くなると、代謝がアップし、肌のくすみや老化予防にも◎。
特に顔色が良くなる、目がキラキラする、疲れにくくなるなどの変化を感じる方が多いようです。
3. 丹田が鍛えられエネルギーが安定する
丹田は、東洋的な「エネルギーの貯蔵庫」。
小周天を繰り返すことで、丹田が活性化し、エネルギーの安定・集中力・地に足がついた感覚が得られます。
まとめ|小周天呼吸法で気を高めて健康に
小周天呼吸法は、東洋の叡智が詰まった健康法であり、気を高め、心身を整えるセルフケアです。
ゆっくりとした呼吸と意識の集中で、内側から変わる感覚をぜひ体験してみてください。
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