ヨガを日々の習慣にしている人も増えました。
ヨガをもっと深く知っていくためには
ヨガの八支即が理解しやすいかと思います。
詳しく見ていきたいと思います。
ヨガの八支則
ヨガの八支即についてです。
ヨガの八支即とは、ヨーガ・スートラに出てくる悟りに至る道筋です。
ヨーガ・スートラとは、紀元前後に聖者パタンジャリによって
編纂されたヨガの経典の一つです。
ヨーガとは、心の働きを止滅することであると記されています。
ヨガ八支即は、
- ヤマ
- 二ヤマ
- アーサナ
- プラナーヤマ
- プラティアハーラ
- ダラナ
- ディヤナ
- サマディ
この順番で進めていきます。
詳しく見ていきましょう。
1.ヤマ
禁戒:守るべき行動基準
- アヒムサ:非暴力
- サティヤ:嘘をつかない
- アステーヤ:盗まない。
- ブラーマチャリヤ:貪らない
- アパリグラハ:執着しない
2.ニヤマ
勧戒:積極的に行うこと
- シャウチャ:心と身体を清潔に保つ
- サントーシャ:知足十(不必要に求めない)
- タパス:精神修行
- スワディヤーヤ:学びを深める
- イシュワラプラニダーナ:感謝の気持ちを持つ、ボランシア精神を持つ
3.アーサナ
ヨガポーズを練習して瞑想の準備を行う
4.プラーナーヤーマ
呼吸法を十分に練習する
5.プラティアハーラ
感覚を制御し静寂した心の状態を作る
6.ダラナ
プラティアハーラで感覚の制御が完璧に出来た後に訪れる
心が集中し静寂の中で止まった状態
7.ディヤナ
プラティアハーラとダラナが完璧に出来た後に訪れる瞑想状態
8.サマディ
深い瞑想状態、悟りの状態
ヨガ八支則をわかりやすく
ヨガ八支則をわかりやすくもう少し簡単に見てみましょう。
まず戒律を守ってヨガのアーサナや呼吸法を十分に練習します。
十分に練習するとやがてプラティアハーラを
体現できるようになります。
プラティアハーラとは、感覚の制御という意味です。
ヨガを深めて行った先には、悟りの状態に到達しますが
まずは、プラティアハーラの状態を目指すことが重要になります。
プラティアハーラは、聖者パタンジャリに
よって著された「ヨーガ・スートラ」というヨガ経典に
出てくる用語です。
見る・聞く・触る・味わう・香るという五感をコントロールする
という意味です。
私達は、五感から情報を得て楽しみを得ています。
しかし、快楽ばかりを追い求めると外側にばかり意識が向いた状態となり、
内側に意識が向きにくい状態になります。
そこで感覚を制御することで意識を内側に向けていきましょう。
という教えなのですね。
完璧に五感を制御すると静寂の中で止まった心の状態
ダラナを体現できます。
さらに鍛錬を重ねていくとより深い瞑想の状態の
ディヤナを体現し、最終的に悟りの状態サマディ に至ることが
出来ます。
プラティアハーラ の体現までもなかなか到達することが出来ないので
サマディ に至る道のりは、かなり長いと言えます。
ですのでまずは、戒律を守りヨガのアーサナと呼吸法を習得し
気の遠くなるほどの練習量を積むことが重要になります。
ヨガ八支則とは?まとめ
ヨガ八支則とは?まとめです。
ヨガを習慣にしていくとヨガの哲学にも興味が湧いてきますね。
ヨーガ・スートラを読まれている人も多いのではないでしょうか。
ヨガ八支則は、簡単に出来ることではありませんが
目指してみるのもいいかもしれませんね。
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