
私たちの体には、「ナーディー」と呼ばれるエネルギーの通り道が
張り巡らされていると言われています。
これは東洋の伝統的な考え方で、ヨガやチベットの伝統にも登場します。
では、「ナーディーを浄化する」とはどういう意味なのでしょうか?
ナーディーとは?
私たちの身体の中には、目には見えないけれど確かに存在している
「エネルギーの流れ」があります。
これは、インドの古代思想やヨガの世界では「ナーディー」と呼ばれて
おり、私たちの心と身体をつなぐ通り道として知られています。
ナーディーの数はおよそ72,000本とも言われ、その中でも重要とされるのが
イダ・ピンガラ・スシュムナーという3つのナーディー。
これらのエネルギーの通路が滞りなく流れているとき、私たちは心身ともに
調和のとれた状態に近づくことができるのです。
ナーディーを浄化するとは?
では、「ナーディーを浄化する」とはどういう意味なのでしょうか?
それは単にエネルギーを整えるだけでなく、私たちの中に蓄積された感情や
不要な思考を手放すことを意味しています。
日々の生活の中で、知らず知らずのうちに感じている
- 不安や恐れ
- 怒りや嫉妬
- 悲しみや無力感
こうした感情は、エネルギーの流れに影響を与え、やがて「気が重い」
「何をしても疲れる」「やる気が出ない」といった形で表れてきます。
つまり、ナーディーを浄化するとは、私たちの感情を癒すことにも
つながるのです。
浄化がもたらす深い癒し
ナーディーの浄化が進むと、ある変化が起きてきます。
溜め込んでいた感情が癒やされたり、ふとした瞬間に「もう大丈夫」と
思えたりします。
それは努力してポジティブになろうとするのではなく、心の底から「軽さ」や
「安心感」が湧き上がってくるような感覚です。
ナーディーを浄化する方法
ナーディーの浄化には、特別な道具や環境は必要ありません。
ヨガやチベットヨガ、気功の中にやり方を見ることが出来ます。
ヨガは、一般的なアーサナというよりもエネルギーを動かすバンダなどに
なります。
詳しくは↓
チベットヨガは、伝授を受けてから行うことになりますのでより一般的な
チベット体操がおすすめかもしれません。
チベット体操は、ナーディーの流れを整えるのにとても効果的な動きが
組み込まれています。
実際に体験した人からは、
- 「体を動かしたあと、心までスッキリした」
- 「呼吸が深くなって、不安が薄れていった」
などの声をよく伺います。
これらはすべて、ナーディーが浄化され、溜まっていた感情が自然と解放されて
いる証拠なのだと思います。
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ナーディーを浄化すると心も身体も軽くなる理由まとめ
ナーディーを浄化すると心も身体も軽くなる理由まとめです。
ナーディーを浄化すると、心も身体も軽くなる理由は、エネルギーの流れが
整うことで、溜め込んでいた感情やストレスが自然と解放されていくからです。
ナーディーは、目には見えなくても私たちの内側で常に働き、心と身体を
つないでいます。
その通り道がクリアになることで、呼吸が深くなり、思考が静まり、感情が
穏やかになっていきます。
ナーディーを浄化する方法には、シンプルなチベット体操やチャクラヨガも
おすすめです。
チベット体操は、全国のチベット体操インストラクターから指導を受けることが
出来ます。
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