丹田は、お臍の下あたりですが、温めるとどんな効果があるのでしょうか?
便秘改善効果もあるのでしょうか?
詳しく見ていきます。
丹田とは?
丹田についてです。
丹田と言ってもいくつか種類がありますが、通常丹田というと
臍下丹田のことを指しています。
詳しくは↓
丹田は、お臍から指4本下あたりです。
東洋医学では、心身の状態を診る時の重要ポイントです。
丹田が弱ると免疫力が低下して心身も弱っている状態だと判断します。
丹田を触ってみて、冷えた感じやぽこぽこと弱々しい感じ、
張っている感じなどある場合は、注意が必要です。
心身共に健康な状態は、適度に弾力があり温かい状態です。
丹田を温める効果
丹田を温める効果についてです。
丹田の場所は、関元というツボの場所でもあります。
関は、かなめという意味で丹田にあって元気を
蔵している重要なツボなので関元という名前がついています。
元気というのは、人間の生命活動の基礎であり
元気が不足すると様々な病気にかかりやすくなります。
詳しくは↓
呼吸器系・消化器系・泌尿器系・生殖器系などいろいろな不調で使います。
- お腹が冷えて痛い
- 生理痛・生理不順
- 冷えから来る腰の痛み
などの症状がある時には、温めるといいですね。
体がすごく冷えてる時には、
丹田と一緒に命門というツボを使うことがおすすめです。
命門は、生命の重要な門戸なので命門という名前がつきました。
ツボの名前には、重要な意味が含まれているのですよね。
命門は、陽穴と言って、身体の温かさの大元です。
年齢を重ねると冷えやすくなったという時には
身体を温める陽の気が減ってきたからかもしれません。
早めに養生しましょう。
体の冷えが強い時には丹田と命門にカイロを貼るといいです。
命門は、第二腰椎と第三腰椎の間にありますが
カイロで体を挟む感じで貼るとちょうど温められるかと思います。
体が温まってきたと思ったら、カイロを外しましょう。
ジップロックに入れておくと、再利用できますよ。
丹田を温めると便秘改善
丹田を温めると便秘改善するのでしょうか?
丹田のツボは、消化器系の不調にも使いますので
丹田を温めることで便秘改善効果も期待出来ます。
便秘は、東洋医学では秘結と呼び、原因によって
気秘・虚秘・冷秘・熱秘と4つのタイプに分かれます。
- 気秘・ストレス性の便秘
- 虚秘・水分不足による便秘
- 冷秘・冷えから来る便秘
- 熱秘・発熱などの熱による便秘
丹田を温めることで便秘改善効果が期待できるのは
気秘と冷秘です。
また、丹田の近くには、大巨(ダイコ)というツボがあるので
合わせて温めるとより一層効果的です。
丹田を目掛けてカイロを貼ることで一緒に温めることが出来ます。
詳しくはこちら↓
丹田の温め方
丹田の温め方についてです。
丹田の温め方には
- お灸
- カイロ
- ホットタオル
- 腹巻
- 呼吸法
4つをあげることが出来ます。
詳しく見ていきましょう。
1.お灸
関元のツボにお灸をしていきます。
市販のお灸には、ソフトなタイプからハードなタイプまで
いろいろと出ています。
お灸が初めての方には、ソフトタイプがオススメです。
2.カイロ
お灸よりも手軽に試せるのがカイロだと思います。
丹田を中心にカイロを貼ります。
3.ホットタオル
レンジで30秒ほどで蒸しタオルを作ることが出来ます。
好きなアロマを混ぜて蒸しタオルを作り丹田に当てるのもいいですね。
4.腹巻
昔ながらの腹巻は、やっぱり効果的。
丹田もきっちりと温めてくれます。
5.呼吸法
丹田呼吸法で丹田に気が集まると温かくなります。
詳しくは↓
丹田を温める驚きの効果!便秘改善や美容まで広がる健康法!まとめ
丹田を温める驚きの効果!便秘改善や美容まで広がる健康法!まとめです。
丹田を温めることで体も温まり気血の巡りも良くなります。
日常生活の健康管理の一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
丹田呼吸法など丹田について詳しくは、
呼吸アドバイザー養成講座もオススメです。
◆チベット体操や呼吸法・瞑想のメルマガも無料なので読んでみて下さいね↓