ストレッチは健康に悪いという記事を見ました。
ストレッチが健康に悪いというのはどういうことなのでしょうか?
ストレッチは効果がないのでしょうか?
詳しく見ていきたいと思います。
目次
ストレッチは健康に悪い?
ストレッチは健康に悪いのでしょうか?
ストレッチが健康に悪いというのは、激しい運動の前に筋肉を伸ばすような
ストレッチを行うとパフォーマンスが下がるということでした。
静的ストレッチは関節可動域を広げてくれますが同時に関節を緩めて
しまいます。
バーベールのような重いものを持ち上げるような負荷がかかる運動は、
関節が緩んでいるので大きな力が出にくくなるのだということです↓
2013年、『ジャーナル・オブ・ストレングス・アンド・
コンディショニング・リサーチ』に発表された研究によれば、17人の
運動選手にバーベルスクワットを行ってもらったところ、事前に静的
ストレッチをした場合、最大反復回数は8%落ちたうえ、下半身の安定度が
23%落ちた。
引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/180378?page=2
では、いきなりバーベルを持ち上げていいのかというとそういうことはなく
筋肉を温めることは重要なわけです。
ウォーミングアップとしてジャンプや軽く走るなどの動的ストレッチを行うこと
が重要だということです。
筋肉を伸ばすような静的ストレッチは、筋肉をほぐし柔軟性が高まるという
効果があるのでトレーニング後にクールダウンのように取り入れるのが
良いのかもしれません。
ヨガやチベット体操のような運動の前に静的ストレッチを行うことは
とても重要です。
特に加齢に伴い筋肉が硬くなるので日頃からストレッチでほぐして血流を
よくしておくことは、肩こりや腰痛などの予防にも繋がります。
ストレッチは効果ない?
ストレッチは効果がないというお悩みがあるようです。
どのくらい続けるとストレッチは効果が出るものなのでしょうか。
ストレッチで効果がないと感じる原因について見ていきましょう。
ストレッチが効果ないと感じる原因とポイント
ストレッチが効果ないと感じる原因とポイントについてです。
ストレッチが効果ないと感じる原因とポイントは
- 伸ばす筋肉を意識する
- 呼吸を止めない
- 筋肉をほぐす・温める
- 適度なストレッチ
- 全身のストレッチ
主に5つを挙げることが出来ます。
詳しく見ていきます。
1.伸ばす筋肉を意識する
ストレッチは、どこの筋肉を伸ばすかで効果は変わってきます。
ただなんとなくyoutubeを見て真似をしているだけでは、伸ばすべき筋肉を
伸ばすことは出来ません。
逆に筋肉を伸ばそうと力を入れすぎるのは、怪我の元になります。
伸ばすべき筋肉を意識しながら痛気持ちいいくらいの加減で伸ばしましょう。
2.呼吸を止めない
ストレッチは、息を吐きながら筋肉を伸ばすことがポイントです。
呼吸を止めながらのストレッチは、緊張を伴うため、筋肉が
緩みにくくなります。
3.筋肉をほぐす・温める
筋肉は、温まった状態で動かすのが理想です。
筋肉をほぐしたり温めてからストレッチを行うようにしましょう。
ストレッチポールやローラーを使って筋肉をほぐしてからストレッチを始るのも
良いかと思います。
また、レッグウォーマーを使ったりカップ1杯の温かい飲み物を飲んでから
ストレッチを始めるのもいいですね。
4.適度なストレッチ
ストレッチは、痛気持ちいくらいに適度に伸ばすことが重要です。
反動をつけたり伸ばしすぎると怪我につながります。
朝、筋肉が硬くなっている状態で行うのも痛める原因になります。
また、伸ばしたい筋肉は、20秒から1分くらいを目安にキープすることで
柔軟性が高まります。
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5.全身のストレッチ
人間の身体の筋肉は、全体的に連動して動いています。
上半身だけストレッチを行うとか下半身だけストレッチを行うことでは
筋肉を十分に伸ばすことが出来ません。
全体的にストレッチを行うようにしましょう。
ストレッチどのくらい続けると効果が出る?
ストレッチはどのくらい続けると効果が出るものなのでしょうか?
肩こりや首こりを治すためのストレッチなど何か症状を改善するための
ストレッチの場合は、2〜3ヶ月は続けるようにしましょう。
筋肉の柔軟性が増したかどうかというのは、正しいストレッチを行なったなら
翌日でも効果がわかります。
身体は、手をかけてあげればあげるほど答えてくれます。
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ストレッチを間違えないためのポイントとは?まとめ
ストレッチを間違えないためのポイントとは?まとめです。
バーベルストレッチのような激しいトレーニングの前の静的ストレッチは、
パフォーマンスが下がるようです。
激しいトレーニングの前は動的ストレッチを行い、トレーニング後に
静的ストレッチが望ましいようです。
動的ストレッチも静的ストレッチも効果がありますので適切に使い分ける
ことが重要です。
ストレッチのポイントも抑えて適切にストレッチを行なってみてくださいね。
呼吸と合わせて行うチベット体操もおすすめです↓
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