
瞑想には多くの素晴らしい効果があります。
不安や孤独感を和らげ、幸福感を高めてくれる実践法として注目されています
が、実は「副作用があるのでは?」という声もあるようです。
この記事では、瞑想の副作用や危険性、そして「自己流は危険なのか?」と
いう点について見ていきたいと思います。
瞑想の副作用
瞑想の副作用についてです。
瞑想は、不安や孤独感を和らげ幸福感に満たされる素晴らしい効果があります。
瞑想の副作用については、どのようなものがあるのでしょうか?
厚生労働省のHPを見ると
瞑想は一般的に、健康的な人には安全であると書かれていて
瞑想により症状が出たり、悪化したりする場合があるという報告は
ほとんどないようです。
マインドフルネスは、医療の現場でも使われているものですので
間違った誘導瞑想のようなものを受けない限りは、副作用については
心配は、ないと言うことではないかと思います。
瞑想の危険性
瞑想の危険性というよりも、「よくある落とし穴」として、以下の4つが
考えられます。
瞑想4つの危険性
瞑想の4つの危険性とは
- 自分自身との格闘
- 自分自身の内面と直面してしまう
- 意識で遊んでしまう
- 至福の境地に留まる
この4つについて考えてきたいと思います。
1.自分自身との格闘
瞑想を始めたばかりの人がやりがちなことは、
無になろう
ということではないでしょうか。
そして、なかなか無になれないので、雑念を消そう消そう
と、自分自身の内側と格闘してしまうことです。
浮かんできたものは、映画を見ているような感覚で流し続けます。
ひたすら流し続けていくとやがて浮かんでこなくなります。
また、深いリラックス状態に入ると浮かんでこなくなりますので
ただ身を任せてみましょう。
2.自分自身の内側と直面してしまう
瞑想を行っていてよく伺うのは
最初は、とても楽しく瞑想が好きだと思ったのですが
だんだん暗い気持ちになってしまって瞑想が好きではなくなりました。
という感想です。
多くの人たちが経験することでもありますね。
瞑想は、自分自身の潜在意識へと深い内面にアクセスしていくので
今まで気がつかなかった負の側面と出会ってしまうこともよくあります。
しかし、その負の側面もエネルギーであり、必要ではないものなので
放っておくことで流れていきます。
逆に負のエネルギーに出会ってしまったとしたなら
それは、瞑想が進んでいる証拠でもありますね。
3.意識で遊んでしまう
瞑想中に見えたイメージに引っ張られて、ストーリーを膨らませたり意味を
考えたりしてしまうことがあります。
それ自体が悪いわけではありませんが、「気づき」ではなく「妄想」に
なってしまうと、瞑想本来の目的から外れてしまいます。
4.至福の境地に留まる
瞑想を続けると、心地よい幸福感に包まれる瞬間が訪れます。
しかし、それに執着してしまうと、それ以上の深い気づきや変容に進めなくなる
こともあります。
瞑想は「至福を超えた境地」も体験していくプロセスです。
瞑想の自己流は危険?
最近では、本や動画を見ながら自己流で瞑想を始める人も増えています。
実際、瞑想は「自分と向き合う」行為ですので、ある程度の自由さがあっても
問題ないとも言えます。
ただし、注意すべきは「トリップ(神秘体験)を目的とした瞑想」です。
例えば、過剰なイメージ操作や、合法ハーブなどを使って意識を変えようと
することは、危険な行為と言えます。
驚くことに、ナツメグなど料理用スパイスを大量に摂取してトリップを
試みる人もいるそうですが、これは中毒症状を引き起こす危険な行為です。
瞑想とは無関係ですので、絶対に避けましょう。
詳しくは↓
こちらも合わせてどうぞ↓
瞑想の副作用と自己流の危険性!安全に続けるための注意点
瞑想の4つの危険性は、むしろ瞑想の取り組み方ですね。
トリップなど間違った目的で瞑想に取り組まない限りは
副作用や危険性というのは、考えにくいかと思います。
日々の生活の中で楽しく瞑想を取り入れていくことが
いいのではないかと思います。
◆チベット体操や瞑想のメルマガも無料なので読んでみて下さいね↓