マインドフルネスとは?メリットとデメリットを徹底解説!

マインドフルネスは、多くの人が実践していると思うのですが

どのようなものなのでしょうか?

マインドフルネスとは、何か、瞑想と何が違うのか

メリットやデメリットについても詳しく見ていきたいと思います。

マインドフルネスとは?

マインドフルネスは、マサチューセッツ大学医学校名誉教授の

ジョン・カバットジン博士がストレス低減法として開発したプログラムの

ことで1970年代から医療現場でも取り入れられています。

マインドフルネスは、今この瞬間に心を集中していくいわば「心を整える方法」

だと言えると思います。

脳科学的に効果が実証されているものには

  • 抑うつ、不安などの症状が軽減される
  • ストレス低減
  • 集中力が高まる
  • 生産性の向上
  • 不眠・睡眠の質の向上

があります。

マインドフルネスとは、評価や判断をせずに今この瞬間に心を集中していること

という意味です。

私達は、常に頭の中でぐるぐると思考が巡っている状態です。

常に思考が巡っていることで必要がない不安な思いに駆られたり

ネガティブな思考に支配されてしまい前に進めないという状態が

起こりがちです。

長期間続くとストレスが溜め込まれていくという状態にも繋がります。

今この瞬間に心を集中することでさまざまな効果が実証されているのが

マインドフルネスなのです。

瞑想とマインドフルネスの違い

瞑想とマインドフルネスの違いについてです。

瞑想とマインドフルネスには、共通点も多いので

同じものだと思う方も多いかと思います。

瞑想とマインドフルネスについての違いには

  1. 目的
  2. 効果
  3. 宗教色

3つの観点からの違いがあるかと思います。

詳しく見ていきましょう。

1.瞑想とマインドフルネス 目的の違い

瞑想とマインドフルネスの大きな違いは、目的にあります。

  • 瞑想の最終目的は悟りにあります。
  • マインドフルネスは、心のトレーニングです。

詳しくみていきましょう。

瞑想

瞑想の最終目的は、悟りにあります。

しかし、瞑想を実践されている人の中には、

悟りを目的として行っていない人も多いですね。

最終目的は、悟りにありますが、マインドフルネスと違う点は、

見返りを求めて行っていないということになるでしょうか。

悟り以外に何の見返りも目的もなく行う事は考えられない?

そうですよね。

瞑想で唯一の見返りを求めるとしたならそれは

菩薩の心を育む・愛そのものの存在になる

という事でしょうか。

チベット瞑想では、目的が明確で、発菩提心です。

菩薩の心を育む、自他の区別なく慈悲の心を養う

ということにつきます。

マインドフルネス

マインドフルネスは、心のトレーニングです。

瞑想も心のトレーニングの要素があるのですが、マインドフルネスは

行うことによっての変化を求めます。

  • ストレスを減らしたい
  • 集中力を高めたい
  • 生産性を上げたい
  • 不眠を改善したい

などの目的があってマインドフルネスを行います。

マインドフルネスは、ストレス低減法として開発されたプログラムなので

目的があるのは、当然ですよね。

目的があるので医療分野やアップル、googleなどの企業研修に取り入れられ

有名になった訳ですしね。

2.瞑想とマインドフルネス 効果の違い

瞑想とマインドフルネスの効果の違いを見てみましょう。

マインドフルネスの効果は、瞑想の効果でもあります。

瞑想の効果、マインドフルネスの効果と分けて書かれている事は

ほとんどないかと思います。

瞑想の最終目的は、悟りにあります。

その過程で煩悩が薄くなっていき、

自他の区別なく愛そのものの状態へと変わっていきます。

チベット瞑想では発菩提心が瞑想の目的ですので

慈悲の心が養われていく効果があると言えそうです。

マインドフルネスの効果は

  • 身体の緊張がほぐれる
  • 抑うつ、不安などの症状が軽減される
  • ストレスが低減する
  • 集中力が高まる
  • 生産性の向上
  • 不眠・睡眠の質の向上

です。

3.瞑想とマインドフルネス宗教色の違い

瞑想とマインドフルネスの大きな違いは宗教色にもあります。

マインドフルネスは、瞑想から宗教色を取り除いたもの

という説明も出来ます。

  • 瞑想は、仏教の教えに基づいている
  • マインドフルネスは、宗教色を排除

詳しく見ていきましょう。

瞑想には、たくさんの種類があります。

主なものに

  • 座禅
  • チベット瞑想
  • 歩行瞑想
  • 食べる瞑想
  • ヴィパッサナー瞑想
  • サマタ瞑想
  • マントラ瞑想

などがあります。

例えばマインドフルネスには、サマタ瞑想やヴィパッサナー瞑想も

入っていますが、

  • 瞑想:感覚を感覚として受け止めるという高度なことまで求められる
  • マインドフルネス:思考を止める

という違いがあります。

瞑想の感覚を感覚として受け止めるというのは、そこに一切の思考を加えずに

行うことなので非常に高度です。

なぜなら私達は、生まれてから言語によって生きてきているので

言葉によるイメージというものを持ち合わせています。

感覚として感じると同時に言語化が沸き起こってくるんですよね。

ヴィパッサナーによって悟りを得る

と言われているくらいなので、人生かけて行ってもなかなか出来ない

というくらいに高度です。

マインドフルネスの思考を止めるという事は、長時間は難しいとしても

練習する事で誰でも出来るようになります。

詳しくは↓

ヴィパッサナー瞑想とマインドフルネス瞑想の違い

こちらも合わせてどうぞ↓

サマタ瞑想のやり方と効果

マインドフルネスのメリット

マインドフルネスの実証されている効果は、

  1. ストレス低減
  2. 集中力の向上
  3. 生産性の向上
  4. 不眠の改善

などがあります。

詳しく見ていきます。

1.ストレス低減

今この瞬間に心を集中するマインドフルネスを行うことで

深いリラックス状態を体現出来ます。

深くリラックス出来るのでストレスが低減されていきます。

2.集中力の向上

心を集中させても意識が逸れてしまうということはよくあります。

マインドフルネスでは、心を集中し逸れたらまた戻すということを

繰り返し行なっていきます。

何度も繰り返し行うことで集中力が高まっていきます。

3.生産性の向上

マインドフルネスでストレスが低減し集中力が向上することで

限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを発揮できるようになります。

4.不眠の改善

マインドフルネスを行うことで自律神経のバランスが整います。

日常生活でストレスが溜め込まれている状態は、交感神経が

過剰に働いている状態です。

夜眠る時には、副交感神経が優位になり眠くなりますが、

交感神経の緊張が解れずになかなか寝付けないということが起こりやすく

なります。

マインドフルネスを行うことで緊張がほぐれ副交感神経が優位に働き

眠りに入りやすくなります。

また、睡眠の質も向上するので生産性の向上にも繋がります。

マインドフルネスのデメリット

マインドフルネスのデメリットについてです。

マインドフルネスのデメリットで考えられることは

  1. 継続出来ない
  2. 集中出来ない

2点が考えられます。

詳しく見ていきます。

1.継続出来ない

マインドフルネスは、継続してこそ効果を実感することが出来ます。

気長に習慣化して継続することが重要なのですが、習慣化する前に

やめてしまう人も少なくないようです。

こちらも合わせてどうぞ↓

瞑想が続かない?習慣化するコツは?

2.集中できない

マインドフルネスは、簡単なプログラムですが、集中が

続かないこともあります。

集中が続かない時に妄想の中で遊んでしまって時間だけが過ぎてしまう

ということもあります。

こちらも合わせてどうぞ↓

瞑想と妄想の違い!

マインドフルネスのメリットデメリット

マインドフルネスのメリットデメリットについてです。

マインドフルネスは、メリットがたくさんあります。

マインドフルネスのコツは、継続することなのですが、

逆に続かないことがデメリットでもあります。

マインドフルネスには、たくさんのやり方がありますので

自分に合ったやり方で楽しんで続ける工夫が必要です。

こちらも合わせてどうぞ↓

瞑想が続かない?習慣化するコツは?

マインドフルネスとは?メリットとデメリットを徹底解説!まとめ

マインドフルネスとは?メリットとデメリットを徹底解説!まとめです。

マインドフルネスには、素晴らしいメリットがたくさんあります。

効果を実感するためには、習慣化して継続することが大事なのですが

逆に続かないことがデメリットでもあります。

ご自身のライフスタイルに合ったマインドフルネスのプログラムを選び

楽しみながら行うのがコツだと思います。

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