内転筋とは、内もものことで主に足を閉じる時に使われる筋肉です。
日常生活では、使われることが少ないので
年齢と共に衰えやすい筋肉でもあります。
この内転筋を鍛えるとどんなメリットがあるのでしょうか?
また、衰えるとどうなるのでしょうか?
詳しく見ていきたいと思います。
内転筋とは?
内転筋についてです。
内転筋群を構成する筋肉は、
- 大内転筋
- 長内転筋
- 短内転筋
- 薄筋
- 恥骨筋
- 小内転筋
から構成されている恥骨から始まる筋肉です。
小内転筋は、内転筋群に含まれていない書籍もあります。
それぞれの筋肉の主な働きは
- 大内転筋:主に股関節の伸展に作用
- 長内転筋:主に股関節の内転に働く
- 短内転筋:長内転筋と共に股関節の内転に働く
- 薄筋:他の内転筋群と共に股関節の内転、膝関節屈曲、下腿内旋に作用
- 恥骨筋:股関節内旋、屈曲に作用
- 小内転筋:股関節内転・屈曲・凱旋
内転筋群は、主に股関節の動きに作用する筋肉ですね。
内転筋を鍛える3つのメリット
内転筋を鍛える3つのメリットについてです。
内転筋は、意識しないと年齢と共に衰えやすい筋肉だと言えます。
内転筋を鍛えるメリットは
- O脚改善
- 姿勢の改善
- 骨盤の歪みを改善
詳しく見ていきましょう。
1.O脚改善
内転筋が衰えるとO脚になります。
若い時は、すらりとした足だったのに気がついたらO脚になっていた
ということはよくあります。
内転筋群を鍛えることでO脚は改善します。
2.姿勢の改善
内転筋を鍛えることで骨盤が安定します。
骨盤の歪みが取れ安定することで姿勢が良くなります。
3.骨盤の歪みを改善
内転筋は、股関節の動きに作用する筋肉ですので
鍛えることで骨盤が安定します。
内転筋が衰えるとどうなる?
内転筋が衰えるとどうなるのでしょうか?
- O脚になる
- ぽっこりお腹
詳しく見ていきましょう。
1.O脚になる
内転筋は、股関節の働きに作用する筋肉です。
内転筋が衰えることで体重が外側にかかり立った時に
膝がつかないO脚になります。
詳しくは、こちら↓
2.ぽっこりお腹
太ったわけではないのにお腹だけぽっこりと出ているぽっこりお腹になります。
内転筋が衰えると骨盤も歪み
お腹だけがぽっこりと出た姿勢になります。
詳しくはこちら↓
内転筋チェック
内転筋のチェックについてです。
内転筋が衰えているかのチェックをしてみましょう。
- 真っ直ぐ立った時に膝が開いている
- 座った時に膝が自然に離れてしまう
- 座った時に足首を絡めて座る癖がある
一つでも当てはまる人は、内転の衰えを疑った方がいいです。
内転筋の衰えを放っておくと猫背にもなり姿勢が崩れていきます。
また、将来的には歩行が困難な状態になりますので
早めに鍛えるようにしましょう。
内転筋の鍛え方
内転筋の鍛え方についてです。
内転筋が衰えている状態は、同時に腸腰筋も衰えている状態で
姿勢が崩れています。
早めに治しておきましょう。
こちらもどうぞ↓
日常生活では、背筋を伸ばして立つ・座るの動作を行うように心がけましょう。
- 爪先を外側に向け内腿を意識しながらゆっくりと上体を下ろしていきます。
- 膝が内側に入らないようにしましょう。
- 5セットくらいを目指して行います。
内転筋を鍛えるメリット!衰えるリスクとは?まとめ
内転筋を鍛えるメリット!衰えるリスクとは?まとめです。
内転筋を鍛えると姿勢が良くなります。
逆に内転筋が衰えるとO脚やぽっこりお腹になり姿勢が崩れます。
内転筋は、生涯にわたり重要な筋肉ですので鍛えるようにした方がいいですね。
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